ヘブンアーティスト公開審査2021

ヘブンアーティスト公開審査を受けました

先日、【ヘブンアーティスト】の公開実技審査会に出てまいりました。

ヘブンアーティスト。大道芸ファンの方にはおなじみの、東京都による大道芸人認可制度です。
東京の公道で芸をするには、許可が必要なのです(公に開かれているはずの道で、なんてこった)。

東京都生活文化局/文化振興:ヘブンアーティスト

都民に質の高い芸術文化を楽しんでもらおうという趣旨で始まったこの認可制度。
現在はパフォーマーの質を担保する肩書のひとつとして通用している感があります。

見る気楽しむ満々で会場に足を運ぶお客様に見守られて芸を披露してきた身としては、まったく無関係の行きかう人々を相手にする大道芸は、それはそれは恐ろしく敷居の高いものでした。
フープをはじめたばかりの頃は、花見客からビールをもらったりなどヘイヘイやってましたが、経験を積めば積むほどその恐ろしさ難しさが肌身に沁みるようになりました。

一昨年ぐらいからようやく大道でもやれるかもという気になり、次年(つまり昨年2020年)こそヘブンの審査を受けようと思っていたところで、コロナの大流行に見舞われました。
さすがにこの状況下では今年の審査はやらんだろうと見越していたらば、なんと時期をずらして開催されていました。
よって2021年こそ時機を逃してはならんと、「2020年4月以降の実演記録を提出せよ」という、およそコロナ禍とは思えない高い要求の一次審査資料をかきあつめ、2次審査に漕ぎつけたという次第です。

こちらが実際の審査の模様です。

わたしの足長先生ことNanisole氏撮影のフル尺パフォーマンス
審査委員とお客様の様子が分かるダイジェスト

こちらの演目、元は緊急事態宣言でお蔵入りしてしまった園児さん向けプログラムで、お客様にお披露目するのは審査会がまったくの初めてでした。
ぶっ飛ぶワンドを見るお客様のうわぁ〜というお顔がとても新鮮で、憧れの芸術劇場前でデビューを飾ることができて、本当によかったです。

審査結果が出るのは来年ですが、合否はさておいて。
記念すべき初回公演のこの状態から、お客様と一緒にこのプログラムを育てていけることを楽しみにしています。
いつかあなたの目の前でも、デッキブラシワンドをぶっ飛ばせますように。

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